「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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発音

f の発音 / th の発音

英語の発音指導には細心の注意が必要です。

著者は今まで数多くの英語発音指導書を読みましたが、その中からランダムに1冊を手にとって見ました。次のように書いてあります。

『 [f] の発音
上前歯を下唇の内側に軽くあてて、そこから息を勢いよくはき出してつくる摩擦音である。このとき、上下の唇ともややすぼめるとよい。』

決して間違ってはいないと思いますが、「上前歯を下唇の内側に軽くあてて」と聞くと「上前歯を」が意識されるでしょう。その結果「上前歯を」動かそうとするかも知れません。しかし、上前歯は現実には動きません。そもそも上あごは動かない。

「上前歯を下唇の内側に軽くあてる」ためには、先ず「下唇を上前歯に接近させる」必要があります。ですから、上記のような説明をするなら「下唇を上前歯に接近させ、上前歯を下唇の内側に軽くあてて、そこから息を勢いよくはき出してつくる摩擦音である」とした方がより正確でしょう。

しかし「下唇を上前歯に接近させ、上前歯を下唇の内側に軽くあてる」状態が簡単に出来る方法があればその方がベター。ありました。日本語で「ファッ ファッ ファッ」と言って見て下さい。多分、大抵の方は「下唇を上前歯に接近させ、上前歯を下唇の内側に軽くあてて」発音していると思います。

著者の [th] の発音指導方法
清音と濁音がありますが、何れも「上下の歯で舌を噛む」と教えるのが基本のように思われます。舌を噛んだら死んでしまいますが、これが出来ない生徒さんは結構沢山います。次をトライしてみて下さい。
日本語で「スー スー スー」と言ってみる。口が軽く開いて前の上下の歯が合わさっていると思います。英語の [s] の音になっています。
「スー」の後で舌を前の上下の間から、そっと外に出して「スー」と言って見て下さい。それが清音の[th] の音です。
「スー」の後で舌を前の上下の間から、そっと外に出して「ズー」と言って見て下さい。それが清音の[th] の音です。

アルファベットが正しく発音できますか

アルファベットが正しく発音できますか

今から30年ほど前に発行された「社長さんのビジネス英会話」(石山輝夫 時事通信社)を読んでいます。著者は石山氏の講義を聴講したことがあり、それで購入したのだと思います。

アルファベットの正しい発音については「発音」教材を参考にして頂きたいが、上記の本から「手軽に」真似できるものを、私見を交えながらいくつかご紹介します。

「A」:「エーイ」と少し伸ばして言うと英語らしくなる。英語は1語に必ず1か所強く発音しなければならない(アクセントを置く)箇所(音節)があります。「A」も1語ですので1か所アクセントを置く必要があります。この場合「エ」にアクセントが置かれます(二重母音の場合は前の母音にアクセントが置かれます)。カタカナ表記をすれば「イ」です。「強く」発音しようとすれば、その音は必然的に「長く」発音することになります。これが「ーイ」の種明かしです。
「I」「J」「K」「M」「N」「S」「Y」等にも当てはまります。

「C」:「スーダラ節」の「スイ、スイ、スイダララ」の「スイ」を伸ばして「スイー」。

「E」:「ビタミンEが健康にイーんです」。

「G」:「ジー」ではなくて「ヂー」。George は「ヂヨーヂ」。「弔―辞」の濁音。「読売ジャイアンツ」は「チャイアンツ、チャイアンツ、ヂャイアンツ」。

「H」:「エッチ」ではなくて「エイチ」。

「J」:「ジェイ」ではなくて「ヂェーイ」。Japan は「ヂャパン」。「茶番、茶番、Japan」。
John は「ヂャン」。「チャンとやれよ、John」。

「K」:「ケーではなくてケーイ」。「KO(knock out)」は「慶応」。

「R」:「アール」ではない。米音はカタカナ表示では無理。英音なら「アー」。

「T」:「tea」と同じ発音。「テイー」が近い表示。日本語では「チップをはずむ」だが英語では「テイップをはずむ」。「チップをはずむ」は「potato chip」を連想。

You Tube で「ABCの歌」が聞けます。上記を参考に練習してみて下さい。アルファベットと数字は、こちらの英語が通じない時の最後の砦で「spell out」する場合に絶対に必要です。

リンカーン(Lincoln)

アメリカ第16代大統領であるリンカーン(南北戦争で北軍を勝利に導き奴隷解放を宣言した)は日本人にもよく知られています。

ところが日本人が発音するとアメリカ人に通じないことが多いです。

理由は「リンカーン」という表示にあります。「リンカーン」を英語で発音しようとすると「カーン」が強く発音されます。ところが、英語の発音は「リン」にアクセントがあります。「林間学校」を読むように「リンカン」の音に近いです。

「American」も「アメリカン」より「メリケン」の方が英語の発音に近いです。「ラムネ」は実は「レモネード(lemonade)」ですが「レモネード」より「ラムネ」の方が通じるでしょう。この3つは著者が授業で使う定番の例です。

「ストレージ(storage)」は、パソコンのデータを長期間保管しておくための補助記憶装置のことです。 主なストレージにハードディスクやDVD、CDなどがあげられます。 スマートフォンなどでは、内部保存領域(内部ストレージ)と外部保存領域(SDカード)があり、ユーザーが用途に応じてストレージの拡張を行うこともできるようになっています。日本語表示が「ストレージ」になっているため日本人が無意識に発音すると「レージ」が強く発音され英語のネイテイヴが「storage」を思い浮かべるのはかなり難しいと思います。英語の発音は「ストー」にアクセントがありますので「須藤理事」に近いです。

発音記号は何故 […]に入れて記されるのか

語(word)は通例数個の音(sound)から成り立っています。その音を表すのに用いられるのは通例万国音声学会が制定した万国音標文字(国際音声記号)です。この音標文字は1字1音を表します。1字1音を表しますので同字異音、異字同音、数字1音、1字数音ということは絶対にありません。その意味で普通の文字(英語ならアルファベット)と区別するため、万国音標文字はすべて[…]に入れて記されるのです。

この個々の音が単独で発音されることは日常生活では極めて希で、通例は母音の前後に子音がついて発音上の単位である音節(syllable)を構成します。音節の切れ目は通例見出し語の中で「●」又は「-」で示されます。

どんな語でも1語を単独で発音する場合には、ある音節が他の音節よりも強く発音されます(アクセントが置かれる)。通例「'」で表示されます。昔の英和辞典では1語1音節の場合は、この「'」が表示されていませんでしたが、今は親切に全部表示されています。但し、文として発音される場合には「冠詞」「前置詞」等は通例アクセントが置かれずに、前後のアクセントが置かれる語につながって、その一部のように発音されます。辞書に「強(形)」「弱(形)」の両方の表示がある場合には、通例は「弱(形)」で発音されます。

辞書を引く時に、一度確認してみて下さい。

「l」と「r」の発音

「l」の発音は「舌を上の歯ぐきにつける」、「r」は「舌をどこにもつけない」ことはほとんどの方が知っておられると思いますが、問題は「どうやって」その形をつくるかです。

いくつかの方法をご紹介。

「l」:‐紊鮓いて発音する◆l」を発音する前に「(ヌ)」を発音する形を作る
「r」:,△瓦魄いて下を向いて発音する◆r」発音する前に「(ウ)」を発音する形を作る

△砲弔い討蓮light」は「(ヌ)ライト」、「right」は「(ウ)ライト」ということです。トライしてみて下さい。
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