「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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英語の素朴な疑問に、私ならこう答える

英語の素朴な疑問に、私ならこう答える(46)

“He was very happy now.” という文章に出会いました。「now=今」の意味なのに、どうして過去形と一緒に使えるのですか

「now」は日本語の「今」と全く同じな意味ではありません。日本語の「今」に相当するのは「at the moment」です。「最近では」「今さっき」「そのとき」のような日本語も対応します。

「そのとき」の意味で使われるのは物語などです。物語などを語る場合には、作者はあたかもその場に居合わせる感じで書いていることが背景にあるものと思われます。

英語の素朴な疑問に、私ならこう答える(45)

通りで、子どもが1人で遊んでいたら、”but then a big dog came along.” という文がありました。「came along」はどんな意味になりますか

「along」は前置詞で使われる場合には「・・・に沿って」のイメージになります。副詞で使われる場合には、このイメージが発展して「どんどん先に」「一緒に」の意味になります。

「come」は「ある地点に近づく動き」を表します。ここでは、その子どもの方に近づいてきたイメージになります。その子どもは通りで遊んでいるわけですから「came along」は「通りに沿ってどんどんやって来た」イメージになります。

「get along」は「暮らす」の意になりますが、時間の流れに沿っているイメージです。

“A taxi will come along shortly.”(タクシーは間もなくやってくるだろう)なら、通りに沿ってやってくるタクシーがイメージされます。

英語の素朴な疑問に、私ならこう答える(44)

結婚記念の写真を自宅に来てもらって撮ってもらった場面で、その写真やが “They’ll be ready next Wednesday. You can get them from our studio.” という場面がありました。何故「from」なのですか

日本語ですと「スタジオで受け取れます」という場面ですので「場所」をイメージすると、このような疑問になると思います。

日本語でも「写真を彼に預けたので彼から貰って」のように「起点」を表す言葉を使うことがあります。この例も同じです。

“You can get them at our studio.でも文脈上は同じ意味になりますが、この場合は「起点」ではなく「場所」を意識することになります。

「・・・を・・・に注文する」という場合には “He ordered a large pizza from a pizza shop nearby.(彼は近くのピザ屋に大きなピザを1枚注文した)」のように「from」が使われます。

英語の素朴な疑問に、私ならこう答える(43)

『ある朝、田舎で散歩をしていたら1人の老人に会った。「彼は農場に住んでいた」』という場面で “He lived on a farm.” と「on」が使われていました。何故「in」ではないのですか

「in」は「空間内に」のイメージの時に使われます。一方「on」は「に接触して」のイメージの時に使われます。

「farm(農場)」は田畑だけでなく住居、納屋などを備えて農業の経営をするところを意味します。そのため広々とした空間が意識されるのではなくて、「に接触して」のイメージになるのだと思います。

前に、島は海に浮かぶ台みたいなもので、その台の上にあるもの或いは行動は全てその台に乗っている感覚である、ということを書きましたが、「farm(農場)」は陸に浮かぶ1つの台であると考えるとスッキリします。

「農場で働く」も “work on a farm” と「on」が使われます。

英語の素朴な疑問に、私ならこう答える(42)

「海」という場合通例「the sea」というのに、航海中の場面で ”We’ve hit land!” という表現が出てきました。何故「the land」ではないのでしょうか

「陸」と「海」を対比した場合には「the land」「the sea」、「空(the sky)」に対する「陸」は「the earth/ground」と表現されるでしょう。

「sea」は「at sea(航海中で)」「by sea(船で)」のように「海」の「機能」に注目した表現以外では通例「the sea」が使われますが、「海」は全部つながっており、「太陽」や「月」と同じように、誰でも同じ地球の表面の多くを覆っている「海」を思い浮かべ易いという背景があるので、特定する意識の「the」が慣用的に使われるのだと著者は考えます。

一方、「陸」は「海」や「空」に比べて、「まとまった」感じがないので、普通は無冠詞で使われるのだと思います。「まとまった」感じで使う場合には「国」の意味になります(I want to return to my native land. 私は祖国に帰りたい)。
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