「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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間違え易い動詞

間違え易い動詞(47)

「赤ちゃんを産む」「出産する」

和英辞書で「産む」を調べると、人間が出産するのに使える表現として次があります。
bear
deliver
have
give birth to

「bear」の使い方は「SVOO」構文で「女性がOとの間にOをもうける」という使い方をします。She has borne him three children.(彼女は彼との間に3人の子供を産んだ)。He was borne by Mary.(彼はメアリーの子として生まれた)。He was born on Christmas Day.(彼はクリスマスの日に生まれた)⇒「by」による行為者が省かれた場合には「born」が使われます。これが、私たちがよく使っている表現の舞台裏です。

「deliver」は “She was delivered of a healthy baby girl.”(彼女は元気な女の子を出産した)のように使われますが「固い」表現だとされています。

「give birth to a baby」も「固い」表現です。「出産する」という日本語に影響されないで、「出産する」をイメージ化すれば、「お母さんが赤ちゃんを haveする」が現代では一番自然な表現でしょう。She had a baby last month.(彼女は先月赤ちゃんを産みました)。

間違え易い動詞(46)

「運転免許を取った」

「取る⇒take」と一直線に考えると「I took a driver’s license.(米)」「I took a driving license.(英)」としてしまうかもしれません。

「take」は「自分のところに取り込む」が基本的なイメージです。単に「取る」ではなく「手に取る」イメージです。「I took a driver’s license.」は「運転免許証を手に取った」イメージになります。

「運転免許を取った」は「今までなかったものを手に入れた」イメージですので「I got a driver’s license.」です。

間違え易い動詞(45)

「write」

「write」は他動詞としては「を書く」、自動詞では「文字を書く」の意で使えることは大抵の方が知っています。
The teacher wrote the word on the blackboard.(先生はその単語を黒板に書いた)
learn to read and write(読み書きを習う)

注意したいのは自動詞で「文字が書ける」の意でも使えるということです。
He took out a special pencil, which could write under water.(彼は特別な鉛筆を取りだした、それは水中で文字が書けた)。

「cut」も同じような使い方ができます。This knife cuts well.(このナイフはよく切れる)。

間違え易い動詞(44)

「decided」

最近次の2つの言語材料に出会い、若干の戸惑いを感じました。それは著者が「decided=決定した」、「would like=(出来たら)・・・が欲しい」、「would like to do=(出来たら)・・・したい」というようなイメージで捉えていたからです。「(出来たら)・・・したい」と「思った」ならスッキリするのに、『「(出来たら)・・・したい」と「決定した」』では、どうもスッキリしなかったからのようです。

He decided that he would like a change.
A rich man decided that he would like to do some diving in the sea.

色々辞書(英英を含む)を当たってみたところ「decided=色々考えた末に決心した」と捉えるのが日本語では一番近いように思われます。

上記の最初の例文は、色々考えた末に出来たら変化(この教材では転職の意)したい、と決心した⇒そして、その決心に基づきアクションを取ったことが含意されます。「would like=(出来たら)・・・が欲しい」が使われているのは、転職は色々条件が重なりあって初めて実現するからでしょう。

次の例文も同じように、海に潜るには道具を揃えたり、潜り方の講習を受けて初めて実現するから「would like to do=(出来たら)・・・したい」が使われているのでしょう。

以上から上記の例文は日本語では「転職しようと決心した」「海で潜ろうと決心した」が一番近いように思えてきました。部分訳は合致していても、全体にすると英語と日本語で微妙な差が出てくる例の1つかも知れません。

間違え易い動詞(43)

「就職した」

「私は貿易会社に就職した」を英語で表現するのに、多くの方が「就職」⇒「雇用」のイメージが強く、「I was employed by a trading company.」とします。しかし、これでは「私は貿易会社に勤めていた」の意味になり「就職した」を的確に表してはいません。「就職した」は「(今まで手に入れていなかった)職を手に入れた」ですので「get」を使って「I got a job with a trading company.」とするのがよいでしょう。「got employed by …」という表現もあります。

「プログラマーとして就職した」ならば「I got a position as a programmer.」

なお、「hire」は「短期間雇う」イメージになります。
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