「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

Thank You for Visiting Me! 「英語赤ひげ先生」による「知っている英語」を「使える英語」にするための「理論」と「教材」を一挙に無料公開しています。

間違い易い言葉

接続詞「as」の使い方をもう少し理解するために

このところ英字新聞を題材にして教材を提供していますが、300回を超えた解説の中で一番苦労しているのが接続詞「as」の使い方です。前に本ブログでも「asの使い方について」解説したことがありますが、今回は、接続詞としての使い方をもう少し深く掘り下げてみたいと思います。但し「読む」場合の視点からのみです。「しゃべる」場合には、一般的には使い方が難しすぎるので、「使わないこと」をお勧めします。

「as」が接続詞として使われる場合には『 [Aという文]「as」[Bという文] 』または『「as」[Bという文] [Aという文]」』という形になるハズです。「as」の本質的なイメージは、この[Aという文]と[Bという文]が「何かの点で同じ」関係にあるということです。「どのような点で同じであるか」は基本的には文脈によりますが、文の形でもある程度の傾向はありますので、「読む」場合は参考にしてみて下さい。

私の電子辞書の英々では、その使い方を次のように説明しています。多くの英和辞書も基本的には同じ説明ですが、以下は「同じ」関係にあるということのかみくだいた説明です。

(1) While something else is happening(「A」と「B」の行われる「時」が同じ)
He sat watching her as she got ready.(「彼は座って彼女を見ていた」「彼女が準備した」
という2つのことが同時に起きたことを表します。無理をすれば「彼女が準備したので、彼は座って彼女を見ていた」という解釈も出来ますが、日本語では「彼女が準備している間、彼は座って彼女を見ていた」の方が自然です)

As she grew older she gained in confidence. (「彼女は大きくなった」「彼女は自信が増した」という2つのことが同時に起きたことを表します。日本語では「彼女は大きくなるにつれて自信が増した」が自然です。「につれて」のイメージになるのは文脈から来るイメージのためです。「彼女は大きくなったので自信が増した」の解釈は少し無理があります。それは「grew older」も「gained in confidence」もある程度長い時間がかかるイメージがあるからです)

以上の使い方は[Bという文]の動詞が通例進行形になれる動詞に限られます。従い、[Bという文]の動詞が通例進行形になれない動詞の場合(例えば be-動詞)は、この使い方ではありません。動詞の種類が判断を助けてくれます。

(2) In the way in which(「A」と「B」の「やり方」が同じ。日本語では「・・・のように」が対応します)
They did as I had asked.(「彼らは行った」「私が(それより前に)頼んだ」の2つのことの「やり方」が同じ。日本語では「彼らは私が頼んだのと同じやり方で行った」)

Leave the papers as they are.(「その書類たちを残しておけ」「それらが(今)ある」の2つのことの「やり方」が同じ。日本語では「その書類たちをそのままにしておけ」)

She lost it, just as I said she would.ここではカンマがありますので一旦イメージがそこでストップします。ここでの「as」は「lose it」と「同じ」ことを表しています。「彼女はそれを失った」、「丁度私が彼女は失うであろうと言ったように」)

[I had asked][they are][I said she would] 全部が、これだけでは十分な意味が伝えられない「省略形」になっていることに注目。この「省略形」が採用されている場合には日本語の「・・・のように」が対応することが多いと思われます。

(3) Used to state the reason for something(理由を述べる。日本語の「・・・だから」が対応)
As you were out, I left a message.(「あなたが出かけていた(から)」「私はメモを残した」)
She may need some help as she’s new.(「彼女は助けを必要としているかもしれない」「彼女は新人(なので)」)

「as」節の中の動詞が両方とも「be 動詞」で通例進行形になれないことに注目。従い(1)のパターンにはなりません。

(4) Used to make a comment or to add information about what you have just said.(コメントしたり、今言ったことに情報を付け加える場合に使われる)
As you know, Julia is leaving.(「あなたは知っている」、「彼女はジュリアは卒業します」
She’s very tall, as is her mother.(「彼女は非常に背が高い」、「お母さんも同じ」)

2つの文の間にカンマがあることに注目。「as you know」はよく使われる言葉ですので成句として覚えるとよいと思います。

(5) (written) used to say that in spite of something being true, what follows is also true.(書き言葉:日本語の「・・・だけれども」が対応)
Happy as they were, there was something missing.(「彼らは幸福だった(けれども)」「何か足らないものがあった」)
Try as he might, he couldn’t open the door. ここでの「might」は古い使い方で「可能(could)」で置き換えることができます。(「彼は可能な限り試みた(けれども)」「彼は玄関の戸を開けることが出来なかった」)

ここでも2つの文の間にカンマがあることに注目。

間違い易い言葉(40)

「日本航空旅行する」

次の3つが可能です。
fly with Japan Airlines
fly by Japan Airlines
fly Japan Airlines

「ファーストクラスに乗る」は上記のパターンで「fly first class」です。

間違い易い言葉(39)

「do + 行為を表す名詞」

「do」は動詞の王様のような存在で多様な使い方ができます。その1つが「do + 行為を表す名詞」で「・・・をする」とういような日本語が対応します。
do business:商売をする
do research:調査をする
do a Japanese translation of the best-selling novel:ベスト・セラー小説の日本語への翻訳をする
do sums:計算をする
do composition:作文をする(write a composition)

間違い易い言葉(38)

「down」「up」

「down」「up」には副詞だけでなく「前置詞」としての働きもあります。

その場合「down」は「・・・を下って」「・・・の下へ」「・・・の下流に」のような日本語が対応します。「up」には「・・・の上に」「・・・を上って」「・・・を登って」のような日本語が対応します。

「階段から落ちる」は「階段を起点にしてそこから落ちる」ではなく「階段を下って落ちる」イメージですので「from」ではなく「down」が選択されて、「fall down the stairs」と表現されます。

「climb up the ladder」は「梯子を登る」「出世階段を登る」の意になります。

間違い易い言葉(37)

「彼はボート出かけた」には「on」か「in」か

文脈的に昨日の続きだと仮定してみて下さい。そうすると「小さなボートに乗っている姿」が想像されると思います。小さくて天井がないとはいえ「板(board)」ではないので「立体空間」が意識されます。「He went out in a boat.」と「in」が採用されると考えます。客船なら「立体空間」が意識されずに「on」が採用されると考えます。「on」か「in」のどちらが採用されるかは基本的に絵(イメージ)をどう認識するかによって決まってきます。
記事検索
livedoor プロフィール
Categories
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ