「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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単語の面白さ

「単語の面白さ(76) collect / elect / neglect / select」

「-lect」は「選ぶ」或いは「集める」の意を付与します。

「col-」は「com-」が「l」の前で「col-」となりますので「com-」と同じ意味でここでは「共に」のイメージとなります。「共に集める」がルーツです。現代では「集める」「徴収する」「(考えなどを)まとめる」等の意味で使われます。「recollect」は「再び集める」⇒「を思い出す」。

「e-」は「ex-」と同じで、ここでは「out」の意を付与します。「外へ選ぶ=選び出す」のイメージで「(投票で)選ぶ」の意で使われます。

「neg-」は「not」の意を付与しますので「neglect」は「集めない」⇒「おろそかにする」のイメージがルーツです。「無視する」「怠る」の意。

「se-」は「離れた、・・・なしで」意を付与する接頭語です(separate, secure=心配のない⇒安全な)。「select」は「(多くのものから)選び出す」の意になります。

「単語の面白さ(75) happen / happy」

「hap」は「偶然、運、まぐれ」の意の古語です。

「-en」は [形容詞・名詞] につけて「・・・にする(なる)」の意の動詞を作ることができます(sicken, lengthen, strengthen 等)。

「y」は形容詞を作ります(rainy, snowy, cloudy, smoky, dreamy, sticky=粘着性の)。

「happen」は「偶然起る」、「happy」は「偶然の性質をおびた」イメージがルーツです。

「単語の面白さ(74) morning / evening」

辞書を注意深く読んでみると「evening」は12世紀以前に現れた言葉であるのに対して「morning」は13世紀に入って表れていることが分かります。

「evening」は古期英語の「夕方に近づくこと(approach evening)」を意味する単語をルーツにしています。現在でも「even」は詩などでは「夕べ」の意でも使われます。それに「ing」がついた言葉なのです。

「morning」の「morn」は今日でも詩では「朝、暁」の意で使われます。歴史的には「evening」を真似て作られた言葉のようです。

「創世紀」を読むと “Evening passed and morning came.” という箇所がありますが、光(the light)に “Day” が対応し、 “the darkness” に “Night” が対応、そして“morning” は “evening” に対応しています。

「単語の面白さ(73) answer」

この単語は12世紀以前の古期英語と呼ばれる時代から存在しました。 “andswaru, andswarian”(答える) がルーツです。現在のスペルとは若干異なりますが音的には極めて似ていますね。

一方「swear」という単語も12世紀以前から存在し、 “swerian” をルーツにしており、「(神に向かって)話す」意でした。

ジーニアス英和大辞典では「an-(・・・に対して)+-swer(誓う)」=(反論するため告発)に対し宣誓する」と解説してあります。現在でも「answer」は「・・・に弁明する」の意でも使われます。

「reply」にも「答える」の日本語が対応しますが、こちらは「折りたたんで戻す」イメージですので「返事をする」「回答する」色彩です。現在では「answer」も「reply」も同じように使われることが多いです。

「単語の面白さ(72) dictionary」

この単語の意味は「辞書、辞典」ですが、「diction-+-ary」の構造になっています。

「-ary」は「library」「customary」のように [名詞につけて]「・・・の、・・・に関する(人、場所)」の意の形容詞・名詞を作る接尾語です。「library」は「本に関する場所」で「図書館」、「customary」は「習慣の」の意。

「diction(言葉づかい)」はラテン語の “say” を意味する言葉をルーツにしています。「-ion」は「動作」「結果」「状態」などの意を表す名詞語尾です。「union」は「1つであること」⇒「結合」「同盟」「労働組合」。

「dictionary」は「言葉づかいのあるところ」のイメージになります。昔の人は旨く名前をつけたものだと感心させられます。
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