前置詞を忘れずに
日本語で「私は箱根に行った」という場合 “I went Hakone.” と前置詞を忘れてしまう方が結構おられます。 “Hakone” だけでは文の中では「箱根は」か「箱根を」の意味になります。「箱根に」は「・・・に」+「箱根」の語順で “to Hakone” としなくてはなりません。英語で話すとは頭の中の絵(イメージ)を言葉で送ることでしたね。この原理原則に従えば「私は箱根に行った」という状況では先ず「私は行った(英語的には、ある場所を離れて行ったイメージになります)= I went」という言葉が口をついて出て来ます。実はここで絵(イメージ)は一旦途切れます。そして「箱根まで」というもう1つの絵(イメージ)が浮かんで来るのです。「・・・まで」にピッタリの前置詞は「to」なので “to Hakone” と付け加えます。更に「妻と一緒に」という絵(イメージ)が浮かんで来れば “with my wife”が付け加えられます。更に「車で(車に乗って)」という絵(イメージ)が浮かんで来れば “in my/our car” が付け加えられます。更に「日曜日に」という絵(イメージ)が浮かんで来れば “on Sunday” が付け加えられます。
シンプルな文で満足しよう
前置詞は次から次へ絵(イメージ)を付け加えて行く道具なのです。ですから “I went to Hakone with my wife in my car on Sunday.” は「私は箱根に行った」「私は妻と一緒に行った」「私は車で行った」「私は日曜日に行った」と4つの文にしても同じことです(幼稚さは残りますが)。
同じ考え方をすれば関係代名詞は使う必要がありませんし、実際には相当レベルが上になるまでは使わない方が安全です。「母がクリスマス・プレゼントに買ってくれたネクタイはとても高価なものであった」は「母が私にネクタイを買ってくれた」「そのネクタイはクリスマス・プレゼントの為にであった」「それはとても高価であった」と3つの文にしても全然構いません。 “My mother bought me a tie. It was for my Christmas present. It was very expensive.” のようなシンプルな文で満足しましょう。
同じように「一匹のクマが通りを横切っているのを見た」は「私は一匹のクマを見た」「そのクマは通りを横切っていた」で十分です。前者を逐語訳すれば “I saw a bear crossing the street.”(SVOC 文型) ですが、後者のように “I saw a bear.(SVO) It was crossing the street.(SVO)” で十分伝わります。
要は絵(イメージ)が伝わればよいので、絵(イメージ)をよく見て出来るだけシンプルな文にして、発音とかイントネーション(感情の表れ)に注意を払う方がはるかに実用的だと思います。
日本語で「私は箱根に行った」という場合 “I went Hakone.” と前置詞を忘れてしまう方が結構おられます。 “Hakone” だけでは文の中では「箱根は」か「箱根を」の意味になります。「箱根に」は「・・・に」+「箱根」の語順で “to Hakone” としなくてはなりません。英語で話すとは頭の中の絵(イメージ)を言葉で送ることでしたね。この原理原則に従えば「私は箱根に行った」という状況では先ず「私は行った(英語的には、ある場所を離れて行ったイメージになります)= I went」という言葉が口をついて出て来ます。実はここで絵(イメージ)は一旦途切れます。そして「箱根まで」というもう1つの絵(イメージ)が浮かんで来るのです。「・・・まで」にピッタリの前置詞は「to」なので “to Hakone” と付け加えます。更に「妻と一緒に」という絵(イメージ)が浮かんで来れば “with my wife”が付け加えられます。更に「車で(車に乗って)」という絵(イメージ)が浮かんで来れば “in my/our car” が付け加えられます。更に「日曜日に」という絵(イメージ)が浮かんで来れば “on Sunday” が付け加えられます。
シンプルな文で満足しよう
前置詞は次から次へ絵(イメージ)を付け加えて行く道具なのです。ですから “I went to Hakone with my wife in my car on Sunday.” は「私は箱根に行った」「私は妻と一緒に行った」「私は車で行った」「私は日曜日に行った」と4つの文にしても同じことです(幼稚さは残りますが)。
同じ考え方をすれば関係代名詞は使う必要がありませんし、実際には相当レベルが上になるまでは使わない方が安全です。「母がクリスマス・プレゼントに買ってくれたネクタイはとても高価なものであった」は「母が私にネクタイを買ってくれた」「そのネクタイはクリスマス・プレゼントの為にであった」「それはとても高価であった」と3つの文にしても全然構いません。 “My mother bought me a tie. It was for my Christmas present. It was very expensive.” のようなシンプルな文で満足しましょう。
同じように「一匹のクマが通りを横切っているのを見た」は「私は一匹のクマを見た」「そのクマは通りを横切っていた」で十分です。前者を逐語訳すれば “I saw a bear crossing the street.”(SVOC 文型) ですが、後者のように “I saw a bear.(SVO) It was crossing the street.(SVO)” で十分伝わります。
要は絵(イメージ)が伝わればよいので、絵(イメージ)をよく見て出来るだけシンプルな文にして、発音とかイントネーション(感情の表れ)に注意を払う方がはるかに実用的だと思います。