「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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英字新聞の「見出し+第1段落」

英字新聞の「見出し+第1段落」(472。「remote」「in the works」「unclaimed」「waters」「bid」「bolster」「ensure」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは主として日本の英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后米本の英字新聞を題材としているのは、我々はその記事のことを知っているので頭の中にイメージを描き易いからです)。については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「無人島の国有化」についてです。

見出し:Move to nationalize 400 remote islands in the works
第1段落:Japan may nationalize any unclaimed islands in its waters in a bid to bolster its territorial claims, a government source said Monday.
第2段落:The government plans to establish a new council aimed at strengthening the administration of Japan’s 400 or so remote islands to ensure it has control over natural resources in the surrounding waters, the source said.
(The Japan Times 電子版: Tuesday, July 16, 2013)


見出し
[英語の単語]
remote:遠い、遠方の、遠く離れた
in the works:とりかかって、進められて

[英語の語順]
Move to nationalize 400 remote islands in the works:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で、日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。動詞が「be動詞」の場合には「A=B」の関係になります(Bは補語)。しかしながら、ここでは「Move to nationalize 400 remote islands」=「in the works」の構造になっています。「400の遠く離れた島々を国有化する動きが進められている」

第1段落:
[英語の単語]
unclaimed:所有権が主張されていない
waters:水域、海域、領海、近海
bid:ここでは「努力、企て(attempt)」
bolster:を支持する、強化する、強固にする
claim:要求、権利、主張

[英語の語順]
Japan may nationalize any unclaimed islands:「日本は所有権が主張されていない島々であっても、それらを全て国有化するかも知れない」

次に「in」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。
(1)「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。
(2)しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。
(3)「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。
(4)どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります


in its waters :「日本の領海内にある」(直前のany unclaimed islandsを修飾)

in a bid to bolster its territorial claims:「日本の領土の権利を強化する企ての中で」(to bolster its territorial claimsはa bidを修飾→不定詞の形容詞的用法と言われるもの)

, a government source said Monday.:「と、政府の1情報筋が言った、月曜日に」

第2段落:
[英語の単語]
ensure:を保証する、を確実にする

[英語の語順]
The government plans to establish a new council:「政府は新しい審議会を立ち上げようと計画している」

aimed at strengthening the administration of Japan’s 400 or so remote islands:「日本の400そこらの遠く離れた島々の行政を強めることを目的とした」(直前のa new councilを修飾)

to ensure it has control over natural resources in the surrounding waters:「回りの領海の中の天然資源を巡る支配力を日本が持っていることを確実にするために」

, the source said.:「と、その情報筋は言った」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(471。「dino」「fossilize」「fragment」「prehistoric」「carnivore」「layer」「fossil」「identify」「species」「board of education」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは主として日本の英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后米本の英字新聞を題材としているのは、我々はその記事のことを知っているので頭の中にイメージを描き易いからです)。については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「肉食の恐竜が長崎に住んでいた」についてです。

見出し:Meat-eating dinos lived in Nagasaki
第1段落:Two fossilized tooth fragments from a prehistoric carnivore were found in a layer of ground about 84 million years old on the Nagasaki Peninsula, officials said Monday.
第2段落:The fossils are believed to be from a dinosaur that was more than 7 meters long, although it is difficult to identify the species from just the fragments, officials at the Fukui Prefectural Dinosaur Museum and the Nagasaki city board of education said.
(The Japan Times 電子版: Tuesday, July 8, 2013)


見出し
[英語の単語]
dino:発音は [dainou]。dinosaur(恐竜)のこと。

[英語の語順]
Meat-eating dinos lived:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で、日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。動詞が「be動詞」の場合には「A=B」の関係になります(Bは補語)。「肉を食べる恐竜が住んでいた」

次に「in」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。
(1)「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。
(2)しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。
(3)「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。
(4)どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります。


in Nagasaki:「長崎の中で」

第1段落:
[英語の単語]
fossilize:を化石化する
fragment:破片
prehistoric:有史以前の
carnivore:肉食性の哺乳類
layer:層

[英語の語順]
Two fossilized tooth fragments from a prehistoric carnivore were found:「有史以前の肉食性の哺乳類からの2つの化石化された歯の破片が見つかった」

in a layer of ground:「地層の中で」

about 84 million years old:「約8400万年前の」(直前のa layer of groundを修飾)

on the Nagasaki Peninsula:「長崎半島にある」(直前のa layer of ground about 84 million years oldを修飾)。「peninsula」は「pen-(ほとんど)+-insula=isle(島)」で構成されており、場所を表す場合「島」のイメージから「island」と同じように「on」が選択されます。

, officials said Monday.:「と、月曜日に当局者たちが発表した」

第2段落:
[英語の単語]
fossil:化石
identify:誰・何であるか分かる。ここでは「determine」でも可。
species:種
board of education:教育委員会

[英語の語順]
The fossils are believed:「その化石たちは考えられている」

to be from a dinosaur:「to」は「指差すイメージ」の言葉です。「1匹の恐竜からのものであると」

that was more than 7 meters long:「7メートル以上の長さがあった」(直前のa dinosaurを修飾)

, although it is difficult to identify the species from just the fragments:「しかしながら、その破片たちからだけではその種を突きとめるのは難しい」

, officials at the Fukui Prefectural Dinosaur Museum and the Nagasaki city board of education said.:「と、福井県恐竜博物館と長崎市教育委員会の当局者は言った」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(470。「crash」「dozens」「critical」「break up」「packed with」「slam」「inflatable」「trail」「debris」「tore」「wreckage」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは主として日本の英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后米本の英字新聞を題材としているのは、我々はその記事のことを知っているので頭の中にイメージを描き易いからです)。については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「サンフランシスコでの航空機事故」についてです。

見出し:San Francisco plane crash leaves two dead
Dozens in critical condition after Asiana jet breaks up on runway
第1段落:An Asiana Airlines flight packed with more than 300 people slammed onto the runway while landing at San Francisco Airport Saturday and caught fire, forcing many to escape by sliding down the emergency inflatable slides and into a trail of metal debris as flames tore through the plane.
第2段落:At least two people who were found outside the wreckage died in the crash, while another 182 people were taken to hospitals, many with minor injuries, authorities said. Forty-nine people were reported to be in critical condition, San Francisco International Airport spokesman Doug Yakel said.
(The Japan Times 電子版: Monday, July 7, 2013)


見出し
[英語の単語]
crash:(乗り物などの)衝突(事故)、(飛行機の)墜落、倒産、(相場などの)暴落
dozens:「dozen」は「ダース」の意ですが、複数では「沢山」の意。「dozens of」は「何ダースの」。
critical:ここでは「(存在を左右する)危機の」の意。
breaks up:(物が)ばらばらになる、(会議・群衆などが)解散する

[英語の語順]
San Francisco plane crash leaves two dead:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で、日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。動詞が「be動詞」の場合には「A=B」の関係になります(Bは補語)。ここでは「San Francisco plane crash」が主語、「leaves」が動詞、「two」が目的語、「dead」は形容詞で目的語の補語。全体は所謂「SVOC」文型です。「サンフランシスコの飛行機の衝突事故が2人を死んだ状態で残した→死なせた」(新聞の見出しの現在形は過去を意味します。又名詞の前の名詞は形容詞の役割を果たし、前の名詞が後の名詞を修飾します)。

Dozens in critical condition:「Dozens」=「in critical condition」の構造。「沢山の人々が危篤状態に(あった)」

次に「after」と「接続詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、このように「接続詞」で始まることもあります。
(1)「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。
(2)しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。
(3)「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。
(4)どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります


after Asiana jet breaks up:「アシアナのジェット機がばらばらになった後で」

on runway:「滑走路の上で」

第1段落:
[英語の単語]
packed with:・・・で満員の
slam:ここでは自動詞で「ドシン(ガチャン)とぶっつかる」の意。「(戸などが)バタンと閉まる」の意でもよく使われます。ここでは「crash」でも同じ。
inflatable:膨らますことができる
trail:跡、道
debris:破片、瓦礫
tore:tear の過去形。自動詞では「裂ける」「猛烈な勢いで動く、駆ける」

[英語の語順]
An Asiana Airlines flight packed with more than 300 people slammed onto the runway:「300人以上の人々で満員のアシアナ航空の定期航空便が滑走路にドシン(ガチャン)とぶっつかった」。「packed with more than 300 people」は、後ろから「An Asiana Airlines flight」を修飾しています。日本語の語順との違いを常に意識して下さい。

while landing at San Francisco Airport Saturday:「サンフランシスコ空港に土曜日に着陸している間に」

and caught fire:「そして火を吹いた」

, forcing many to escape:カンマ+現在分詞ですから、実質新しい文です。意味上の主語は「An Asiana Airlines flight packed with more than 300 people」。「そして、多くの人々に逃げるように強制した」

by sliding down the emergency inflatable slides:「緊急の膨らますことができるスライドを滑り下りることによって」

and into a trail of metal debris:「そして金属の破片の跡の中に(逃げる)」

as flames tore through the plane.:「as」はここでは「2つの事が同時に起ったこと」を表しています。「火が飛行機の中を猛烈な勢いで駆け巡った時に」

第2段落:
[英語の単語]
wreckage:残骸

[英語の語順]
At least two people who were found outside the wreckage died in the crash:「残骸の外側で見つかった少なくとも2人はその衝突事故の中で死んだ」

, while another 182 people were taken to hospitals, :挿入句。「一方、(その2人以外の)182人が病院に運ばれた」

many with minor injuries, authorities said.:「多くが軽傷で、と当局は発表した」

Forty-nine people were reported to be in critical condition, San Francisco International Airport spokesman Doug Yakel said. :「49人は危篤の状態にあると報告されている、とサンフランシスコ国際空港の報道官であるダグ・ヤケルは言った」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(469。「log」「trillion」「gain」「fiscal」「depreciation」「boost」「term」「yield」「reserve」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは主として日本の英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后米本の英字新聞を題材としているのは、我々はその記事のことを知っているので頭の中にイメージを描き易いからです)。については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「年金運用益が11兆円を記録」についてです。

見出し:Government pension fund logs record \11 trillion gain
第1段落:The Government Pension Investment Fund said Tuesday it logged a record investment gain of \11.2 trillion in fiscal 2012 as domestic stocks rose sharply and the depreciation of the yen boosted the value of foreign assets in domestic terms.
第2段落:The yield on fund investments during the fiscal year ended March 31 was 10.23 percent, also a record high, according to the manager of the National Pension and Employees’ Pension Insurance reserves.
(The Japan Times 電子版: Wednesday, July 3, 2013)


見出し
[英語の単語]
pension fund:年金基金
log:動詞では「を記録する」。「register」でも同じ。
trillion:1兆
gain:得ること、利益、利得、収益

[英語の語順]
Government pension fund logs record \11 trillion gain:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で、日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。動詞が「be動詞」の場合には「A=B」の関係になります(Bは補語)。「政府の年金(の)基金が記録的な11兆円の収益を記録」(新聞の見出しの現在形は過去を意味します。又名詞の前の名詞は形容詞の役割を果たし、前の名詞が後の名詞を修飾します。Government pension fundは「政府(の)年金(の)基金」の意)。

第1段落:
[英語の単語]
The Government Pension Investment Fund :年金積立金管理運用独立行政法人
fiscal:国庫の、財政上の、会計の
depreciation:下落。反対は「appreciation」。
boost:を上げる(raise, increase)。
term:ここでは「料金、価格」の意。

[英語の語順]
The Government Pension Investment Fund said Tuesday:「年金積立金管理運用独立行政法人火曜日に発表した」

it logged a record investment gain of \11.2 trillion :「(年金積立金管理運用独立行政法人は)11兆2千億円の記録的な投資収益を記録した(と)」

次に「in」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。
(1)「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。
(2)しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。
(3)「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。
(4)どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります


in fiscal 2012:「2012会計年度の中で」

as domestic stocks rose sharply:「as」は基本的には「2つの並べられた物・事が等価の関係にあること」を示します。ここでは前に述べたことの背景・理由を説明しています。「その背景は、国内の株が急激に上がったこと」

and the depreciation of the yen boosted the value of foreign assets in domestic terms.「そして、円の下落が海外の資産の円価格の価値を上げたこと(が挙げられる)」

第2段落:
[英語の単語]
yield:産出、利回り、収益
National Pension:国民年金
Employees’ Pension:厚生年金
reserve:ここでは「準備金、積立金」

[英語の語順]
The yield on fund investments during the fiscal year ended March 31 was 10.23 percent :ここでの前置詞句は全てその直前の名詞乃至は名詞句を修飾しています。英語の典型的な語順です。「3月31日に終わった会計年度の間の基金の投資に関する利回りは10.23%であった」

, also a record high,:挿入句。「(これは) また記録的に高いものであるが」

according to the manager of the National Pension and Employees’ Pension Insurance reserves. :「国民年金・厚生年金保険準備金の長によれば」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(468。「enthusiast」「flock」「heritage」「summit」「cheer」「break through」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。


本シリーズは主として日本の英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后日本の英字新聞を題材としているのは、我々はその記事のことを知っているので頭の中にイメージを描き易いからです)。については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「富士登山解禁」についてです。

見出し:Hiking enthusiasts flock to Mount Fuji as climbing season opens
第1段落:Hikers flocked to Mount Fuji on Monday as Japan’s highest mountain, which last month was added to UNESCO’s World Heritage List, opened for the climbing season.
第2段落:At the 3,776-meter summit, climbers cheered as the sun broke through the clouds at around 4:40 a.m. Monday.
(The Japan Times 電子版: Tuesday, July 2, 2013)


見出し
[英語の単語]
enthusiast:熱中している人、(・・・の)虫、熱狂者
flock:(場所に)群がる、集まる、大勢で行く。「gather」でも同じ。

[英語の語順]
Hiking enthusiasts flock:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で、日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。動詞の後に目的語がなければ、その動詞は自動詞です。動詞が「be動詞」の場合には「A=B」の関係になります(Bは補語)。「ハイキングの熱狂者が大勢で行った」(新聞の見出しの動詞の現在形は過去を意味します。hikingは名詞ですが、enthusiastsという名詞の前に置かれていますので形容詞の役割を果たし「ハイキングの」の意になります)。

次に「to」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。
(1)「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。
(2)しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。
(3)「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。
(4)どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります


to Mount Fuji :「富士山に」

as climbing season opens:「as」は基本的には「2つの並べられた物・事が等価の関係にあること」を示します。ここでは「時」が等価、即ち「同時性」を示しています。「山登りのシーズンが始まったのと同時に」。

第1段落:
[英語の単語]
heritage:遺産

[英語の語順]
Hikers flocked to Mount Fuji :「登山者たち 富士山に大勢で行った」

on Monday:「月曜日に」

as Japan’s highest mountain:「日本の一番高い山が」

, which last month was added to UNESCO’s World Heritage List, :挿入句。「which」は関係代名詞で「Japan’s highest mountain」を受けています。「その日本の一番高い山は先月ユネスコの世界遺産のリストに加えられた」

opened for the climbing season.:「登山のシーズンに向かってオープンした(と同時に)」

第2段落:
[英語の単語]
summit:頂上
cheer:歓呼する
break through:ここでは「現れる」の意。「appear」「emerge」でも可。

[英語の語順]
At the 3,776-meter summit, :「3776メートルの頂上では」

climbers cheered:「登山者たち 歓呼した」

as the sun broke through the clouds:「太陽が雲から現れると」

at around 4:40 a.m. Monday. :「月曜日の午前4時40分頃に」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。
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