「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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日本人が間違いやすい英語の使い方

日本人が間違いやすい英語の使い方(6)

(6−1)「遅れてすいません」は「I'm sorry to be late.」や「I’m sorry for being late.」よりも「I’m sorry (that) I’m late.」をお勧めします。不定詞は基本的には「未来志向」ですので、前者は「これから遅れること」を謝罪しているように響きますし、後者の動名詞は「遅れること」という行為を謝罪しているように響きます。「遅れてすいません」は現実に今遅れているわけですから現在形を使うべきです。起ってしまった事を誤るならば例えば「I’m sorry to have kept you waiting.」「I’m sorry that I have kept you waiting.」「I’m sorry for having kept you waiting.」(現在完了形は過去の出来事が今も尾を引いていることを表します)。

(6−2)「May I smoke?」「ハイ、どうぞ」は「Yes, please.」ではなく「Yes, sure.」。
前者だと「ハイ、どうかお願いですからタバコを吸って下さい」のニュアンスになるでしょう。「please」は命令形の文頭で使われて「どうぞ」の意になりますが、全ての「どうぞ」=「please」の図式は成り立ちません。

(6−3)「How are you?」に対して「I am very well.」はOKですが「I am very fine.」はおかしいです。「fine」は健康が話題の時は「in good health」の意で「very well」と同じ意味ですので「I am very fine.」は重複表示になります。単に「I am fine.」で使って下さい。

今回は前置詞を中心にして、日本人が間違いやすい英語の使い方を解説しました。2009年7月に21回に亘り掲載した「ニホンの英語・日本人の英語(日本人が陥り易い間違い)」と併せ、活用して下さい。

日本人が間違いやすい英語の使い方(5)

(5−1)「I want to buy a my car.」は誤りで「I want to buy a car.」 としなければなりません。「a」も「my」も限定詞で、名詞の意味を限定する働きがありますが、1つの名詞の前には1つの限定詞しかつけられません。「I want to buy my car.」は、「文法的」には正しくても、買う前とか手に入れる前には未だ「自分のもの」ではないので「my」は使えません。

(5−2)「私の事務所は赤坂にあります」は「There is my office in Akasaka.」ではなく「My office is in Akasaka.」とします。しかし「場所」を先に示す場合には「there is(are) +固有名詞(またはthe+名詞)」も可能。「Look! There’s Mt.Fuji.」(ほら、あそこを見て御覧、富士山だよ)

(5−3)「私の家族は6人です」は「There are six people in my family.」「There are six of us in my/our family.」「We are a family of six.」。「My family is six.」でも通じるとは思います。

(5−4)「行きたいと思う」はストレートに「I want to go.」で表現するようにしましょう。著者の経験では、日本人はやたらと「I think …」とほとんど口癖のように言います。控え目な表現を好む日本語の言語習慣でしょうが、英語でこれをやると誤解を生む可能性があります。「I think I want to go. 」は「I think that I want to go.」ということですから、「私は行きたいということを思っている(考えている)」のイメージを送ります。これでは「行きたいのかどうなのかハッキリしません」。

「彼が可哀想だと思う」は「I think he is poor.」ではなく(「poor」は、この意では名詞を修飾することしかできません)、「I feel sorry for him.」または「I pity him.」

日本語をそのまま英語に置き直しても通じない一例でしょう。

日本人が間違いやすい英語の使い方(4)

(4−1)代名詞の「one」は「修飾語を伴って前出の可算名詞」の代わりにしか使えません。
This book is a good one for you.
This dress is too small. Bring me a larger one.
There are many videos in this shop. Would you recommend a good one?

代名詞の「one」の複数形は「ones」であることに気がつけば上記は当たり前のことですが、「one は前出の語を受ける」とだけ強く意識していると、時として間違います。「日本のコメはアメリカのコメよりも高い」は「Japanese rice is more expensive than American rice.」。「one」はやはり「1つ」と数えるものなのです。

(4−2)「during」「in spite of」「despite」は前置詞(句)ですから、これらの後には名詞、代名詞、動名詞が来ます。「He came during I was out.」は誤りです。

(4−3)「until」は「・・・までずーと」、「by」は「・・・までには」の日本語が対応しますので、「昨夜は2時まで(ずーと)起きていた」には「until」、「明日の朝までに(は)」には「by」が使われます。
I stayed in bed until noon.
I’ll have finished it by tomorrow.

「今頃は」は「by now」。これはよく使われる表現です。

日本人が間違いやすい英語の使い方(3)

(3-1)「車で行く」と「彼の車で行く」
交通手段を表すには「by」を使うことは大抵の人が知っています。例えば「I commute by bus/train/car.」。この意識が余りにも強く残っていると「我々は彼の車で行きました」という時「We went by his car.」とやってしまうことがあります。このような場合には「彼の車」ということで具体的な「車」が頭に浮かび、「空間」が意識されるので「in」が使われます。「彼の自転車で」なら「接触」が意識されるので「on」。

(3−2)場所を表す副詞(here, there, somewhere, anywhere, nowhere)の前には通常前置詞はつきません(前置詞は「名詞」のです)。しかし、その場所が立体的な空間を指し示す場合には「in」を伴います。
It’s very hot in here.(この部屋はとても暑い)
Hang on in there.([励まして]あきらめずに続けなさい)

(3−3)「abroad」は副詞なので「go to abroad」ではなく「go abroad」。「from abroad」は「外国から」(この場合も副詞)。

(3−4)「銀座に買い物に行く」は「go shopping to Ginza」ではなく、「銀座における買い物に行く」イメージで「go shopping in Ginza」。

日本人が間違いやすい英語の使い方(2)

(2−1)同じ「2日後に」でも、過去の場合と、未来の場合では表現が異なる
「2日後に彼は死んだ」は「Two days later he died.」または「After two days he died.」
「2日後にまた電話します」は「I’ll call you again in two days.」または「I’ll call you again in two days’time.」。

(2−2)「特定の日の朝に」は「on Sunday morning」のように「on」が使われる。単に「朝に」は「in the morning」

(2−3)頻度を表す場合には「once a month(月に1度)」のように前置詞は省略される。

(2−4)時を表す名詞の前に「this, that, last, next, every」をつける場合には前置詞は省略される。「I’m going to return home next month.(来月帰省する)」

今回も「前置詞」の間違いやすい使い方を取り上げました。(2−1)(2−2)には英語特有の理屈がありますが、(2−3)(2−4)を含めて「覚えてしまう」のが現実的でしょう。
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