(16)「一般に名詞や名詞相当語句の前に置かれて形容詞語句・副詞句を作り、文の中の他の部分に結びつける働きをする語を前置詞という」
文を「5文型」に当てはめようとすると、前置詞は「形容詞語句・副詞句を作り、文の中の他の部分に結びつける」と説明するしかありませんが、これは文を解剖した結果の1つの説明でしかありません。コミュニケーションの本質を「頭の中の絵(イメージ)の伝え合い」と捉えるならば「裏の顔」が見えてきます。
英語は基本的には「SVC」「SVO」で絵(イメージ)の送付の幹の部分は終了です。その幹の部分に枝葉をつける役割(情報の追加)を担うのが前置詞です。情報の追加は「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」によっても行うことができます。
「情報の追加」ですから、一旦前置詞(of を除く→ofは前後の語句が関係あることを示す言葉)の前で文を切り(ここで息継ぎをする)、情報の追加だと意識を切り替えると有効です。「情報の追加」ですから、新しい文にすることも問題ありません。「There is a picture on the wall in this room.」→「There is a picture on the wall.」「It’s in this room.」でもほとんど同じ絵(イメージ)を送ることができます。
英語では「1つの名詞の前には原則として、1つの限定詞と、1つの形容詞しか置けないので、それ以外の修飾語は後ろに置かざるを得ない」ということも覚えておいて「英語では後ろの語句は原則として前の語句を修飾している」という回路が働くようにすると英語の理解が楽になるハズです。
以上で「英文法の裏の顔に光を当てる」シリーズは終了です。
文を「5文型」に当てはめようとすると、前置詞は「形容詞語句・副詞句を作り、文の中の他の部分に結びつける」と説明するしかありませんが、これは文を解剖した結果の1つの説明でしかありません。コミュニケーションの本質を「頭の中の絵(イメージ)の伝え合い」と捉えるならば「裏の顔」が見えてきます。
英語は基本的には「SVC」「SVO」で絵(イメージ)の送付の幹の部分は終了です。その幹の部分に枝葉をつける役割(情報の追加)を担うのが前置詞です。情報の追加は「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」によっても行うことができます。
「情報の追加」ですから、一旦前置詞(of を除く→ofは前後の語句が関係あることを示す言葉)の前で文を切り(ここで息継ぎをする)、情報の追加だと意識を切り替えると有効です。「情報の追加」ですから、新しい文にすることも問題ありません。「There is a picture on the wall in this room.」→「There is a picture on the wall.」「It’s in this room.」でもほとんど同じ絵(イメージ)を送ることができます。
英語では「1つの名詞の前には原則として、1つの限定詞と、1つの形容詞しか置けないので、それ以外の修飾語は後ろに置かざるを得ない」ということも覚えておいて「英語では後ろの語句は原則として前の語句を修飾している」という回路が働くようにすると英語の理解が楽になるハズです。
以上で「英文法の裏の顔に光を当てる」シリーズは終了です。