「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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上手な論理の展開に役立つ接続詞

上手な論理の展開に役立つ接続詞(4)−「or」等

「or」は「other」の短縮形がルーツ。

(1) 文法的に対等の語・句・節を「A(↗)or B(↘)」で表し「AまたはB」と「選択」を表します。
Which do you like better, tea or coffee? :紅茶とコーヒーではどちらが好きですか。
Are you listening to him or not? :君は彼の言っていることを聞いているのか、いないのか。
(2) 否定語の後で「・・・でも・・・でもない」の意を表します。
She is not witty or brilliant.:彼女は機知に富んでいるのでもなければ頭がよいというのでもない。「She is neither witty nor brilliant.」でも同じ。この場合「and」とはならないことに注意。
(3)「すなわち、言い換えれば」の意でも使われます。ここでも「選択」のイメージです。
He is enjoying himself, or at least he appears to be enjoying himself.:彼は楽しんでいる、いや少なくとも楽しんでいるように見える。
(4) 命令文の後で使われて「そうでなければ(肯定命令文)」「そうであれば(否定命令文)」の意を表します。
Put your coat on, or (else) you’ll catch (a) cold.:上着を着なさい、さもないとかぜを引くよ。「Unless you [If you don’t] put your coat on, you’ll catch (a) cold.」でも同じ。

(5)「A or B」の形で「AでもBでも」と「譲歩句」を作ることが出来ます。
Rain or shine, I’ll go.:降っても晴れても行きます。「whether A or B」の「whether」が省略されたものと考えることが出来ます。

「either A or B」
「AまたはB」の「選択」を表します。
Either Tom or Susie is at fault. He or she should be more careful.:トムかスージーかどちらかが間違っている。どちらかがもっと注意すべきだ。

「otherwise」
品詞的には「副詞」に分類されていますが「接続詞的に」使われて「さもなければ」の意になります。
Help your partner whenever and whatever you can. Otherwise his or her stress will become your own.:できるかぎりいつでもどんな事でもパートナーの手助けをしなさい。さもないと、その人のストレスが自分のストレスになりますよ。

上手な論理の展開に役立つ接続詞(3)−「so」等

「so」の原義は「そのように」。

(1)書き言葉では「so」の前にコンマを置かないで「・・・するように、・・・するために」の意。「so that」の「that」が省略されたもの。
Check the list carefully so (that) there will be no mistakes.:間違いのないように入念にリストをチェックしなさい。我々は「so that」を使う方が安全でしょう。「目的」を確実に表すためなら、少々固い表現ですが「so that」の代わりに「in order that」があります。また2つの文の主語が同一なら「(in order) to」が使われます。

(2)「so」の前にコンマを置くと(しゃべる時は「so」の前で1拍)「それで、だから、その結果」と「結果」を表します。
I missed the train, (and) so I was late to the office.:私は電車に乗れなかった、それで会社に遅刻した。「Because/Since I missed the train, I was late to the office.」でも同じ(根拠)。「I missed the train and therefore was late to the office.」も可能ですが、この文脈では少し堅いと思います。やや古い言い方で、文語ですが「I was late to the office, for I missed the train.」という言い方もあります。この場合は「根拠」を表します。

会話では、相手の発言を受けて下降調で「so」と発話すれば「それでどうなったのか」というイラダチの意を表すことになります。

(3)文頭に持って来て「それでは、してみると、じゃあ」の意味になります。
So you are back again.:じゃあまた帰ってきたんだね。

(4)会話では、「so」の後にポーズを置くと「それで・・・」と相手に話しを続けて欲しい気持ちを表します。

上手な論理の展開に役立つ接続詞(2)−「but」等

「but」
本来は副詞、前置詞で接続詞は後に発達したという経緯があり、品詞区分は明確には定め難いものがあると言われています。

(1)対立関係にある語・句・節・文を結合して「しかし、だが、けれども、ところが」の意(反意接続詞)。
He is poor, but (he is) happy.:彼は貧しいが幸せだ。通例「poor」と「happy」は対立関係にあります。この場合は「譲歩(けれども)」の意を含んでいるので「Although he is poor, he is happy.」「He is poor, yet he is happy.」「He is poor, however he is happy.」「He is poor, still he is happy.」「He is poor, nevertheless he is happy.」と書き替えられますが「私はチキンが好きですが、夫はきらいです(I like chicken, but my husband doesn’t.)」のように、譲歩の意味ではなく「肯定 vs. 否定」という明解な対立関係にある場合は不可です。

(2)次は「[2つの発話行為をつないで]申しわけありませんが・・・を依頼・提案します」の意を伝えます。この「申しわけありませんが」に「対立関係」を含んでいます。会話ではよく使われます。
Excuse me, but is there a post office near here?:すみませんが、近くに郵便局はありませんか(教えてください)
I’m sorry, but could you say it again?:すみませんが、もう一度言っていただけませんか。
I don’t want to rush you, but let’s try to catch the next bus.:せかしたくはないけれど、次のバスに乗ろうよ。

(3)次は所謂「not … but …」構文で「・・・ではなくて・・・」の意を伝えます。
This is not green(1拍置く)but blue.:これは緑ではなく青だ。
She didn’t come to help, but to hinder us.:彼女は我々を手伝いに来たというより、じゃまをしに来たようなものだ。

(4)次は「[2つの発話行為をつないで](・・・と申し上げますが)それは・・・だからです」の意を伝えます。これも会話ではよく使われます。
I’m sorry I am late, but there’s been a lot of work to do.:遅くなってすいません。やることがたくさんあったものですから。

その他、文語で「接続詞」として使われるような用法等もありますが、省略します。

上手な論理の展開に役立つ接続詞(3)−「so」等

「so」の原義は「そのように」。

(1)書き言葉では「so」の前にコンマを置かないで「・・・するように、・・・するために」の意。「so that」の「that」が省略されたもの。
Check the list carefully so (that) there will be no mistakes.:間違いのないように入念にリストをチェックしなさい。我々は「so that」を使う方が安全でしょう。「目的」を確実に表すためなら、少々固い表現ですが「so that」の代わりに「in order that」があります。また2つの文の主語が同一なら「(in order) to」が使われます。

(2)「so」の前にコンマを置くと(しゃべる時は「so」の前で1拍)「それで、だから、その結果」と「結果」を表します。
I missed the train, (and) so I was late to the office.:私は電車に乗れなかった、それで会社に遅刻した。「Because/Since I missed the train, I was late to the office.」でも同じ(根拠)。「I missed the train and therefore was late to the office.」も可能ですが、この文脈では少し堅いと思います。やや古い言い方で、文語ですが「I was late to the office, for I missed the train.」という言い方もあります。この場合は「根拠」を表します。

会話では、相手の発言を受けて下降調(↘)で「so」と発話すれば「それでどうなったのか」というイラダチの意を表すことになります。

(3)文頭に持って来て「それでは、してみると、じゃあ」の意味になります。
So you are back again.:じゃあまた帰ってきたんだね。

(4)会話では、「so」の後にポーズを置くと「それで・・・」と相手に話しを続けて欲しい気持ちを表します。

上手な論理の展開に役立つ接続詞(1)−「and」等

英語でのコミュニケーションにおいて「論理の展開」の功拙は、場合によっては英語の上手・下手以上に「伝えたいことを伝える」のに影響を与えます。このシリーズでは先ず「接続詞」を紹介します。

最初にご紹介するのが「語・句・節を対等に連結」する接続詞です。

「and」
原義は「そこで、それから、つぎに」。
(1)「and」の基本的な使い方は「語・句・節を対等に連結」するものです。
you and I :あなたと私。「you」と「I」は対等ですが、通例二人称、三人称、一人称の順で並べます。日本語では「私と妻は」ですが、英語では「My wife and I」。
a table and four chairs:テーブルと4つの椅子
a black and yellow insect:黒と黄色の(混じった)昆虫
the ability to read, write(,) and speak:英語を読み書き(そして)話す能力
He is a poet and novelist.:彼は詩人であり、小説家だ。「シンガーソングライター」は特に大衆音楽において、自ら書いた歌を自ら歌う人のことを言いますので「a singer-songwriter」という専用の言葉があります。
I went home and Bill stayed at the office.:私は家路につき、ビルは会社に残った。「I went home. Bill stayed at the office.」と2つの文にしても同じような意味にはなると思いますが「I went home and Bill stayed at the office.」の方が自然です。

次は「and」が通例「強形」で発話され「and also」の意。「and」は通例「弱形」で発話されます。通例「弱形」で発話されるものが「強形」で発話されるときには、「何らかの話者の意図」があります。「強形」で発話することにより、ここでは「also」のニュアンスを付け加えています。
He has long hair and wears jeans.:彼は髪を長くし、(それにまた)ジーンズをはいている。2つの文を「and」でつなぐ場合、主語が同じであれば後の主語は省きます。話者の頭の中では、男が長い髪をしていること自身違和感があり、それに加えてジーンズをはいている(→ヒッピーだ)というようなニュアンスです。
You mind your own business. And when you talk to me, take off your hat.:余計なお世話だ。それにおれに口をきく時は帽子ぐらい取れよ。このように文頭に「and」を持って来るのは「会話」の時に多く見かけます。
We drank, sang and danced all night.:私たちは一晩中飲んで歌って(それにまた)踊り明かした。

(2)次は「(一体となったものを表して)・・・付きの」の意になります。これは「and」の使い方というより1つの名詞と理解する方が実用的です。
bread and butter:バターを塗ったパン。この場合「and」の発音は[n]となります。
ham and eggs:ハムエッグ
「バターとパン」と言いたければ「both bread and butter」とすれば誤解がありません。

(3)次は数詞を結ぶ場合で「・・・に加えて、・・・と・・・」の意になります。
Two and two make(s) four.:2足す2は4。「Two plus two is four.」でも同じ。日本語でも「2と2で4」と言いますね。
two hundred (and) forty-five:245。「and」を言うことで「次が最後」というメッセージを与えることができるので著者は「and」をつけ加えることをお勧めします。

(4)次は「(同一語を結んで、時・状態・行為などの連続・反復を示して)どんどん、・・・も・・・も」の意になります。
again and again :何度も何度も
They ran and ran and ran.:彼らはどんどん走った。
It’s getting warmer and warmer.:だんだん暖かくなってきた。

(5)次は「and so」「and therefore」の意で使われています。
He was very tired and (so) went to bed.:彼はとても疲れていたので早く寝た。
論理をハッキリさせるという観点からは「and so」「and therefore」とするか「Because he was very tired, he went to bed.」と論理をより明確にすることをお勧めします。

(6)次は「and then」の意で使われています。
He told her and she smiled.:彼が彼女に話すと彼女はにっこりした。我々にとっては、読んだり、聞いたりした時には文脈があるので「and then」のイメージが容易に湧きますが、しゃべる場合には「When he told her, she smiled.」の方が使い易いかも知れません。
She washed the dishes and she dried them.:彼女は皿を洗い、それから乾かした。
「and」の後で「she」という主語を改めて発話していることに注目。これにより文脈に加えて時間的前後関係を明らかにしています。しかし我々日本人の感覚からは「and then」の方が使い易いと思います。

(7)次は「対照」の意で使われています。「and」の発音は「強形」。「and」は通例「弱形」で発話されます。通例「弱形」で発話されるものが「強形」で発話されるときには、「何らかの話者の意図」があります。
She tried hard and she failed.:彼女は一生懸命やったが失敗した。
我々は「and」の代わりに「but」を使う方が安全だと思います。

(8)命令文またはそれに相当する句の後では「そうすれば」の意になります。
Hurry up, and you’ll be in time for school.:急ぎなさい、そうすれば学校に間に合うよ。
我々には「If you hurry up, you’ll be in time for school.」の方が使い易いと思います。
Eight more months, and you’ll have him home again.:もう8カ月すれば彼はあなたのもとへまた帰ってきますよ。「5時間後に」は「in five hours’ time」で表現できますので「in eight months’ time」という表現も可能です。

(9)追加的に「補足・要約」するのにも使えます。「and」の発音は「強形」。「and」は通例「弱形」で発話されます。通例「弱形」で発話されるものが「強形」で発話されるときには、「何らかの話者の意図」があります。
They hated Tim and that’s not surprising.:彼らはトムを嫌っていたーそれも当然のことだ。
He did it, and in her presence.:彼は」それをやった、しかも彼女の前で。

(10)通例命令文で「go, hurry up, run, stay, try, wait and 動詞」で使われます。これは「論理」と言うより一種の「言語習慣」です。
Try and swim.:さあ、泳いでごらん。
Come and see me again tomorrow.:明日また来てください。

「both A and B」「not only A but (also) B」「B as well as A」
「AもBも両方とも」「AだけでなくBも」の意になります(「対等」を強調)。「A」「B」には文中で同じ働きをする語句で、名詞・形容詞・動詞・句が来ます。
The book is both useful and amusing.:その本は有益でありその上面白い。「The book is not only useful but (also) amusing.」「The book is amusing as well as useful.」でも同じです。会話では上記のような成句を使わなくても「and」を強調すれば、そのニュアンスは出てきます。

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