病名につく「無冠詞」「a, an」「the」
病名に「無冠詞」「a, an」「the」のどれを選択するのかは絶対的な基準はないように思います。またアメリカ英語とイギリス英語では異なることがあるようです。従い、アメリカ人に尋ねる場合とイギリス人に尋ねる場合には異なる返事があるでしょう(教材には顕著に表れます)。著者は大雑把に、次のように捉えています。
(1) ちゃんとした病気は「無冠詞」
She got/developed cancer in her breast. (彼女は乳がんになった)。但し、「がん」の種類を表す場合は「可算名詞」扱い。
She has acute/chronic pneumonia. (彼女は急性/慢性肺炎にかかっている)
hepatitis(肝炎)
tuberculosis (肺結核)
leuk(a)emia(白血病)
AIDS(後天性免疫不全症候群)
但し「heart attack(心臓発作)」のように「attack」という「可算名詞」が使われている場合には「不定冠詞」がつきます。国名のところで説明した論理と同じです。
(2) 「病気」というより「症状」を表すものには「a, an」。特にアメリカ英語。イギリス英語では「無冠詞」になることもあります。
He caught (a) cold yesterday. (彼はきのう風邪を引いた)
a headache (頭痛)。複数形にもできます。「ache(長く続く鈍い)痛み」という「可算名詞」が使われているために「不定冠詞」がつきます。「toothache(歯痛)」「stomachache(腹痛・胃痛)」も同じ。
have a hangover (二日酔いである)
(3) その年、その年の流行性のあるものには「the」をつけることがあります。特にアメリカ英語。イギリス英語では「無冠詞」。
(the) flu (インフルエンザ)
(the) measles(発音は[mi:ziz] )⇒「はしか」
(the) mumps(おたふくかぜ)
以上で本シリーズを終了します。
病名に「無冠詞」「a, an」「the」のどれを選択するのかは絶対的な基準はないように思います。またアメリカ英語とイギリス英語では異なることがあるようです。従い、アメリカ人に尋ねる場合とイギリス人に尋ねる場合には異なる返事があるでしょう(教材には顕著に表れます)。著者は大雑把に、次のように捉えています。
(1) ちゃんとした病気は「無冠詞」
She got/developed cancer in her breast. (彼女は乳がんになった)。但し、「がん」の種類を表す場合は「可算名詞」扱い。
She has acute/chronic pneumonia. (彼女は急性/慢性肺炎にかかっている)
hepatitis(肝炎)
tuberculosis (肺結核)
leuk(a)emia(白血病)
AIDS(後天性免疫不全症候群)
但し「heart attack(心臓発作)」のように「attack」という「可算名詞」が使われている場合には「不定冠詞」がつきます。国名のところで説明した論理と同じです。
(2) 「病気」というより「症状」を表すものには「a, an」。特にアメリカ英語。イギリス英語では「無冠詞」になることもあります。
He caught (a) cold yesterday. (彼はきのう風邪を引いた)
a headache (頭痛)。複数形にもできます。「ache(長く続く鈍い)痛み」という「可算名詞」が使われているために「不定冠詞」がつきます。「toothache(歯痛)」「stomachache(腹痛・胃痛)」も同じ。
have a hangover (二日酔いである)
(3) その年、その年の流行性のあるものには「the」をつけることがあります。特にアメリカ英語。イギリス英語では「無冠詞」。
(the) flu (インフルエンザ)
(the) measles(発音は[mi:ziz] )⇒「はしか」
(the) mumps(おたふくかぜ)
以上で本シリーズを終了します。