著者は著者のブログで現在「日本人の9割が間違える英語表現100」を解説しております。これを補完する意味も含めて「似たもの動詞」を取り上げて来ましたが(「違い」を浮き立たせるのが主眼)今回が最終回です。40の動詞を取り上げたことになります。
(19)「close」と「shut」
■「close」の基本的なイメージは「E-Gate」によれば「開いているものを(端と端がくっつくように)閉じる」です。英英では「to put something into a position so that it coves an opening」と説明しています。「窓・門・カーテン・ドアを閉める」「目を閉じる」という場面で使えます。反対は「open」。
■「shut」の基本的なイメージは「すきまなくぴしやっと閉める」です。英英では「to make something close」と説明しています。「ドアを閉める」「スーツケース・本を閉じる」「目を閉じる」という場面で使えます。
「close」と「shut」は互換性がありますが、上記のように「開いているものを閉じる・閉める」に力点があるか、「すきまなくぴしやっと閉める」に力点があるかで「close」又は「shut」を選択すればよいと思います。
(20)「lift」と「raise」
■「lift」の基本的なイメージは「E-Gate」によれば「(まっすぐ)持ち上げる」です。
■「raise」の基本的なイメージは「E-Gate」によれば「(持ち)上げて高くする」です。
「lift」は必ずしも「まっすぐ」に持ち上げる必要はなく「手を上げる」という場面でも使えます。「raise」は同じ「持ち上げる」でも「より高い位置」へ持ち上げることを強調します。しかし、基本的に互換性があります。
(19)「close」と「shut」
■「close」の基本的なイメージは「E-Gate」によれば「開いているものを(端と端がくっつくように)閉じる」です。英英では「to put something into a position so that it coves an opening」と説明しています。「窓・門・カーテン・ドアを閉める」「目を閉じる」という場面で使えます。反対は「open」。
■「shut」の基本的なイメージは「すきまなくぴしやっと閉める」です。英英では「to make something close」と説明しています。「ドアを閉める」「スーツケース・本を閉じる」「目を閉じる」という場面で使えます。
「close」と「shut」は互換性がありますが、上記のように「開いているものを閉じる・閉める」に力点があるか、「すきまなくぴしやっと閉める」に力点があるかで「close」又は「shut」を選択すればよいと思います。
(20)「lift」と「raise」
■「lift」の基本的なイメージは「E-Gate」によれば「(まっすぐ)持ち上げる」です。
■「raise」の基本的なイメージは「E-Gate」によれば「(持ち)上げて高くする」です。
「lift」は必ずしも「まっすぐ」に持ち上げる必要はなく「手を上げる」という場面でも使えます。「raise」は同じ「持ち上げる」でも「より高い位置」へ持ち上げることを強調します。しかし、基本的に互換性があります。