「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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日本語と英語の表現の仕方の違い

That sounds logical.

直訳すると「それは論理的に聞こえます」ですが、「アメリカ人の国民性がよくわかる英語」(デイビッド・A・セイン 河出書房新社)によると「相づちの1つで『それはそうだね』の意」とのこと。著者は「それは論理的に聞こえます」と理解していたので、アメリカに居た時は「なんと大げさな」と感じていましたが、納得がいきました。

しかし、英語では「logical」に話すことは極めて重要です。相手はこちらの話を聞く時「予想」しながら聞いています。「logical」でないと話についていけなくなるし、場合によっては「誤魔化している」印象を与えかねません。日本では場合によっては「理屈っぽい」と言われるくらいで、英語では丁度よい感じです。

日本語と英語の表現の仕方の違い(44)

長いポーズのあとの「パードン」

質問がよく理解できなかったときは、すぐに「分からない」というのが普通の会話ですが、我々が英語で会話していると、時として長いポーズのあとの「パードン」があります。質問の意味を一生懸命理解しようとしての長いポーズのあとの「パードン」だと推察します。

日本語で講演をしている場合、途中で「質間!」という声は先ずありませんが、アメリカではお構いなく話の途中でも手が上がります。

英語の授業で質問すると、質問文が長いと全部を暗記できない場合があるらしく、途中まで文を言って、ポーズ⇒パードン現象もよくあります。これは質問文を映像化するのではなく短気メモリー領域に蓄積しようとしているからだと推察します。これだと暗記力が優れている人しか「正解」できません。会話は正解を求めているわけではないのに学校教育の後遺症でしょうか。

分からない場合は即「分からない」というクセを付けましょう。

日本語と英語の表現の仕方の違い(43)

そばにいるのに「彼」「彼女」

日本語では会話に参加している人でも「彼」「彼女」と呼ぶ人がいます。しかし「彼」「彼女」は「三人称単数形」です。「三人称」とは「話し手・聞き手以外の第三者を指す人称」のことですから、会話に参加している人を「彼」「彼女」と呼ぶのは厳密に言えば「誤り」です。

英語での会話でも、このクセを引きずって、夫婦と他の誰かと3人で話していて自分の奥さんのことを「She cooks very well.」のような説明することがあります。これは学校で「This is Keiko. She is from Japan.」のような文で「代名詞」の導入を図るので、その影響もあるかも知れません。しかし英語ネイテイヴが聞いたら、そこに一緒に居る人を「三人称単数形」で指しているので違和感があるのではないでしょうか。「My wife, Keiko, cooks very well.」のような表現を心がけるとよいでしょう。

同じように「We, Japanese …」も「俺はJapaneseではないよ・・・」的な反応を引き起こすかもしれません。「Japanese people …」のように「三人称的」言い方をすれば問題ありません。

日本語と英語の表現の仕方の違い(42)

アメリカ人が一般的に耳にしたくないセリフ

耳にしたくないセリフには個人差があり「アメリカ人は・・・」とか「日本人は・・・」とひと括りにして言うことはかなり危険なものがありますが、日米の文化の違いから来る「耳にしたくないセリフ」というものはあります。

トミー植松氏は「日本人の不思議な英語」(丸善ライブラリー)の中で次を挙げています。
「おいくつですか」
「奥さんは日本人?」
「なぜ結婚しないの」
「日本にはいつまで?」
「給料はいかほど?」
いきなり「日本の女、好き?」
「魚、食べますか?」
「漢字、読めますか?」
「漢字、書けますか?」
「日本にいらっしゃったのはなぜですか」
「日本で暮らすのは大変ですか」
「日本にはどのくらいお住まいですか、日本に来てどのくらいになりますか」

デイビッド・A・セイン氏は「アメリカ人の国民性がよくわかる英語」(河出書房新社)ではプライバシーの侵害に当たると思われるものとして次を挙げています。
Are you married?
How much money do you make?
How much do you weigh?
When were you born?
Do you have children?
Where did you go to school?
Do you have a college degree?

この種の取り上げ方は、普通の日本人に前もって注意を喚起してくれる一方、変に委縮させる効果もあるので要注意です。要は「TPO(時と場所と場合)」によるということです。「日本にいらっしゃったのはなぜですか」もテレビのロケで「Youは何しに日本に?」と連呼していますが何も問題ないようです。但し、概して言えることは「初対面」ではこのような質問は避けた方が安全だということです。アメリカに住んだことのある著者の目から見た夫々についてのコメントは次の通り。
(1)「おいくつですか(How old are you?)」
仕事の場では、特に採用面接時、「禁句」です。アメリカでは仕事を十分にこなす能力があるかどうかで評価をしなくてはならず、この質問をして不採用あるいは本人が何か不利な扱いをされたと思ったら「訴訟されること」を覚悟した方がよいでしょう。

(2)「奥さんは日本人?(Is your wife Japanese?)」
これは日本に比較的長く住み、日本語が堪能なアメリカ人男性が聞かれた際の質問だと推定します。会話の中で結婚していることが分かった上での質問ですので、「お世辞抜きに日本語がお上手ですが(英語的にいうならば「ノーアクセント」)、どうやってそんなに上手になったのですか?」みたいな質問をする方が安全です。

(3)「なぜ結婚しないの(Why don’t you marry?)」
今や日本でも禁句です。「Are you married?」はアメリカの採用面接時には「禁句」です

(4)「日本にはいつまで?(How long will you be in Japan?)」
日本に旅行で来ている人に尋ねるのなら問題ないでしょう。ずーと日本にいる積りの人には無礼な質問です。

(5)「給料はいかほど?(How much is the/your salary?)」
「How much money do you make?」も同じ。関西人なら聞きそうな感じがしますが、著者は関西人ではないので、著者にも違和感があります。

(6)「日本の女、好き?(Do you like Japanese girls?)」
余程親しくなった若者に酒の上で質問するならOKかも。

(7)「魚、食べますか?(Do you eat fish?)」
多分「アメリカでは(アメリカ人は)魚、食べますか?」の意で尋ねているのだと思いますが、食べる人もあれば食べない人もいるハズなので答えようがありません。食事に招待しようとしていて、その準備に必要な場面なら問題ないでしょう。

(8)「漢字、読めますか?(Do you read kanji?)」「漢字、書けますか?(Can you write kanji?)」
多分外人で日本語はしゃべれても、読んだり書いたりできない人が多いことを知っている人の質問だと思います。我々が「あなたは l と r の発音の区別が出来ますか?」「th はどうですか?」と聞かれるようなものです。

(9)「日本にいらっしゃったのはなぜですか(Why did you come to Japan?)」
プライバシーに係る質問ですし、「差別」「区別」を感じさせるかも知れません。相手が言いだすのを待った方が安全でしょう。同じ質問でも「What made you come to Japan?(日本にいらしたきっかけは何ですか」の方が無難かもしれません。

(10)「日本で暮らすのは大変ですか(Is it difficult to live in Japan?)」
相当プライバシーに踏み込んだ質問です。「慣れない日本で暮らすのに何か困っていることがあれば言って下さい。出来るだけお手伝いします。」なら意味のある発言ですが。

(11)「日本にはどのくらいお住まいですか、日本に来てどのくらいになりますか」
「日本人の不思議な英語」には、欧米人は「時間の長さ」について日本人ほど気にしていないのにパーテイで繰り返し質問され、ウンザリすると書いてあります。日本人としては当り障りのない質問(天気を話題にするのと同じ感覚)だと思うし、学校で習った英語が使えるということで聞いているのでしょう。

(12)How much do you weigh?
セクハラです。「太りましたね」も身体的特徴に関するものなので駄目(特に女性に対して)。

(13)When were you born?⇒年齢を聞いているのと同じ。
Do you have children? ⇒TPOを考えて発言して下さい。
Where did you go to school? ⇒聞かれたくない人もいます。
Do you have a college degree? ⇒特別なケースを除いて質問しない方が安全です。



日本語と英語の表現の仕方の違い(41)

和製英語例

■スキンシップ⇒physical contact
■シャッターチャンス⇒photo/film opportunity; perfect moment on film
■タイトルバック⇒(the) credit titles / the credits
■フリーサイズ⇒one-size-fits-all / One Size Fits All(表示)。free size も東南アジアでは通じるところもあるとか。
■ガッツポーズをとる⇒strike a victory pose / raise one’s fists over one’s head in triumph
■パソコン⇒personal computer(PC)
■バイト⇒part-time job
■コインランドリー⇒coin-operated laundry
■サイン会⇒author autograph session/party
■フロント⇒front desk / reception
■ステーション⇒railway station / train station(色々なstationがあるので、何のstationかをハッキリさせなければならない)
■プール⇒swimming pool(poolは「水たまり」の意)
■モーニングサービス⇒breakfast special(morning service は「朝の礼拝」と誤解される)
■ジュース⇒果汁100%なら「juice」。そうでなければ「soda」。

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