「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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英作文に役立つ知識

英作文に役立つ知識(54)

■例題
日本は経済大国であり、今や世界でもっとも豊かな国の一つであると言われている。しかし、天然資源のほとんどない島国であり、必要な原料の大部分を輸入しなければやっていけないことも厳然たる事実なのである。(札幌医大入試の英作文問題)

(1)「日本は経済大国であり、今や世界でもっとも豊かな国の一つであると言われている。」

先ず英文の骨格を決めるとすると「・・・であると言われている」ですので「It is said that …」又は「They say that …」が使えます。
「…」の部分は『「日本」=「経済大国」 and 「今や世界でもっとも豊かな国の一つ」』の骨格ですので「Japan is …」が使えます。
「経済大国」は前回ご紹介したように「an (economic) [super]power」「an economic giant」「a big/great economic power」等が使えます。
「・・・の一つ」は「one of the …(複数形)」。
It is said that Japan is an economic giant and one of the richest countries in the world.
日本は経済大国であり、世界で最も豊かな国のひとつと言われています。(Google 翻訳)

「Japan」を主語にするならば、
Japan is said to be an economic giant and one of the richest countries in the world.
日本は経済大国であり、世界で最も裕福な国のひとつと言われています。(Google 翻訳)

(2)「しかし、天然資源のほとんどない島国であり、必要な原料の大部分を輸入しなければやっていけないことも厳然たる事実なのである。」

先ず英文の骨格を決めるとすると「・・・も・・・も又厳然たる事実である」ですので「It is also a厳然たる fact that … and that …」。「厳然たる」は「hard」「reliable」「definite」「true」「undeniable」。
「天然資源」は「natural resources」(複数扱い)。「島国」は文字通り「island country」。
「原料」は「raw materials」。
It is also an undeniable fact that Japan is an island country which has few natural resources and that it must import most of the necessary raw materials.
また、日本は天然資源の少ない島国であり、必要な原材料のほとんどを輸入しなければならないことは否定できない事実です。(Google 翻訳)

英作文に役立つ知識(53)

「社会」に関する基本表現のいくつかを問題形式でご紹介します。「英文表現力を豊かにする例解 和文英訳教本」(小倉弘 プレイス)を参考に著者が一部修正・追加しました。

(1)物価が高い⇒ (Prices) are high.
(2)生活費が上がった⇒The cost of (living) has gone up.「alimony」「budget」「maintenance」「support」も時として「生活費」という訳語が対応することがあります。
(3)経済大国⇒ an (economic) [super]power。「an economic giant」「a big/great economic power」等色々な言い方ができます。
(4)高い生活水準である⇒have a high standard of (living)。「生活水準」は「living standard」。
(5)平均寿命の伸び⇒a gain in life expectancy / increase in life expectancy / rise in life expectancy
(6)少子化⇒the declining birthrate
(7)高齢化⇒the (aging) of society⇒「社会の高齢化」のイメージ。単に「高齢化」は「aging」。「高齢化社会」は「aging society」。
(8)高齢化社会⇒an (aging) society
(9)人口の劇的増加⇒the population (explosion)
(10)社会に参加する⇒become an active (member) of society
(11)週休2日制⇒the five-day (week)。他には「five-day working week (system)」「five-day workweek (system)」「(system of) two day off a week」。
(12)年功序列⇒the (seniority) system
(13)終身雇用制⇒the lifetime (employment) system
(14)出産休暇をとる⇒take (maternity) leave
(15)福祉制度⇒the (welfare) system
(16)貧富の差⇒the (gap) between rich and poor
(17)格差社会⇒(gap-widening) society。「格差社会」にそのまま対応する言葉はないと思います。「a society where the gap between rich and poor is growing」のような意訳をする必要があるでしょう。
(18)いじめ問題⇒ the problem of (bullying)。体言表現では「bullying problem/issue」。
(19)文化遺産⇒cultural (heritage)
(20)日本の伝統的文化⇒ (traditional)(Japanese) ⇒「伝統的な日本文化」のイメージ。「Japanese traditional culture」⇒「日本の伝統文化」のイメージ。因みにGoogle 翻訳では後者でした。

英作文に役立つ知識(52)

■例題
分からないことがあると、インターネットで検索すればなんでもすぐに答えが見つかるから、百科辞典や辞典といった書物はもう必要なくなった、と言う人がいるが、それは大きなまちがいだ。わたしたちは、そうした書物が実は巨大な知識と知恵の宝庫であることに、今やようやく気づくのである。そして、それを編集した人々の想像を絶する努力に、あらためて感謝するのだ。(京大入試の英作文問題)

(1)「分からないことがあると、インターネットで検索すればなんでもすぐに答えが見つかるから、百科辞典や辞典といった書物はもう必要なくなった、と言う人がいるが、それは大きなまちがいだ。」

「インターネットで・・・を検索する」は前にご紹介したように「search for … (on/through/via) the Internet」が使えます。「百科辞典」は「encyclopedia」。「辞典」は「dictionary」。「書物」は「book」。「・・・をもう必要としない」は「no longer need …」。
「・・・と言う人がいるが、それは大きなまちがいだ」は色々な言い方ができますが、素直に訳せば「there are some people who say that …, but that’s a big mistake」。

上記の日本語は{『「分からないことがあると」「インターネットで検索すれば」「なんでもすぐに答えが見つかるから」』『百科辞典や辞典といった書物はもう必要なくなった』}{と言う人がある}と修飾関係が複雑なので、もう少しシンプルな言い方を模索して見ます。
『「百科辞典や辞典といった書物はもう必要なくなった、と言う人がいるが、それは大きなまちがいだ」「彼らは、分からないことがあると、インターネットでなんでもすぐに答えが見つかると主張するのだ」』とするのも一案かと思います。
There are some people who say that we no longer need books such as encyclopedias and dictionaries, but that’s a big mistake. They claim that, if we encounter something we don’t know, we can find any answers instantly on the Internet.
百科事典や辞書などの本はもう必要ないと言う人もいますが、それは大きな間違いです。 彼らは、私たちが知らない何かに出会ったら、インターネットで即座に答えを見つけることができると主張しています。(Google 翻訳)

(2)「わたしたちは、そうした書物が実は巨大な知識と知恵の宝庫であることに、今やようやく気づくのである。」
「知識」は「knowledge/information」。「知恵」は「wisdom」。「宝庫」は「treasure house / treasure trove / treasury」。「今やようやく気づくのである」は「今ようやく気づき始めている」のように意訳したい。
We are just beginning to realize that those books are big treasure houses full of knowledge, information and wisdom.
私たちは、それらの本が知識、情報、知恵に満ちた大きな宝庫であることを認識し始めたところです。(Google 翻訳)

(3)「そして、それを編集した人々の想像を絶する努力に、あらためて感謝するのだ。」
この文を上記の英語にそのまま続けたら意味が分からなくなります。「それを編集した人々の想像を絶する努力に、私たちはあらためて感謝し始めたところです。」或いは「私たちはそれを編集した人々に対して彼らの想像を絶する努力に感謝しなければならない」等。
「編集する」は「edit / compile」。「想像を絶する」は「unimaginable / beyond imagination」。

We must thank those who edited those books for their unimaginable efforts.
これらの本を編集した人々の想像を絶する努力に感謝しなければなりません。(Google 翻訳)

英作文に役立つ知識(51)

■例題
私たちは電話やファックスや電子メールで一瞬のうちに他人から連絡を受けることに慣れてしまったので、手書きのメモはかえって新鮮だ。誰かが時間や考えや努力をついやして、個人的な温かみを添えようとしたことが分かろうというものだ。(大阪大入試の英作文問題)

(1)「私たちは電話やファックスや電子メールで一瞬のうちに他人から連絡を受けることに慣れてしまったので、手書きのメモはかえって新鮮だ。」
「電子メール」は「e-mail messages」「e-mails」と複数形にするのがよいでしょう。「一瞬のうちに」は文字通り訳せば「in an instant」「instantly」。「慣れてしまった」は「現在」慣れている訳だから「過去形」は駄目です。「be accustomed to …」が使えます。

「私たちは電話やファックスや電子メールで一瞬のうちに他人から連絡を受けることに慣れてしまったので」は日本語としても、やや不自然です。「私たちは電話やファックスや電子メールに慣れてしまったので」或いは「我々は今日電話やファックスや電子メールで一瞬のうちに他人と連絡できます。そして我々はそれらに慣れてしまったので」のように意訳するのがよいと思います。「As we are accustomed to telephone, fax and/or e-mails, 」「Nowadays we can communicate with others instantly by telephone, fax and/or e-mails. And we are so accustomed to them that …」

「手書きのメモはかえって新鮮だ。」は『「手書きのメモ」=「新鮮」』は成り立ちませんので書き替えが必要です。「手書きのメモは何か新しい通信手段のように思われる」「手書きのメモは我々に昔を思い出させてくれる」等。前者の方が文脈に近いかと思います。「手書きの」は「handwritten」。「メモ」は「note」「message」。「memo」は「覚書」「社内伝言」の意ですので、ここでは「note」「message」の方が安全でしょう。「Handwritten notes seem like something like a new tool of communication」。

Nowadays we can communicate with others instantly by telephone, fax and/or e-mails. And we are so accustomed to them that handwritten notes seem like something like a new tool of communication.
今日、私たちは電話、FAX、および/または電子メールで他の人と即座に通信できます。 そして、私たちはそれらに非常に慣れているため、手書きのメモは新しいコミュニケーションツールのようなもののように見えます。(Google 翻訳)

(2)「誰かが時間や考えや努力をついやして、個人的な温かみを添えようとしたことが分かろうというものだ。」
これも意訳をしないと「本当に言いたい事」が分からなくなるでしょう。著者なら「私たちは、手書きのメモを見たら、それを書いた人が時間をかけ、注意深く考えるなど多大の努力をして個人的な温かみを添えようとしたことが分るでしょう」のように書き直します。

If we see a handwritten note, we will see that the person who wrote it tried to add personal warmth with great effort such as taking time and writing it carefully.
手書きのメモを見ると、それを書いた人が時間をかけて慎重に書くなどの多大な努力で個人的な暖かさを加えようとしたことがわかります。(Google 翻訳)

英作文に役立つ知識(50)

■例題
コンピューターの時代と言われるが、電子メールでやりとりしたり、インターネットに接続したりするどころか、コンピューターにさわったこともない人も少なくはない。(福島県医大入試の英作文問題)

(1)「・・・と言われる」は「It is said that …」「They say that …」。

(2)「コンピューターの時代」は単に「it is the Computer Age now」よりは「私たちはコンピューターの時代に生きている(we are living in the Computer Age)」の方をお勧めします。

(3)「電子メールでやりとりする」は前回ご紹介したように「exchange e-mail messages」「communicate by e-mail」。「exchange e-mails」でもOK。

(4)「インターネットに接続する」は前回ご紹介したように「インターネットを使う」で「have access to the Internet」「use the Internet」。

(5)「AするどころかBもしない」は「not even B let alone A」「not A or even B」「not A, not to mention B」「not A, to say nothing of B」等で表現できます。もし、これらの表現を知らなかったら「コンピューターの時代と言われるが、電子メールでやりとりしたり、インターネットに接続したりしたことがない人もいる。コンピューターにさわったことすらもない人も少なくはない。」のような意訳をして下さい。
It is said we are living in the Computer Age, but there are some people who have never exchanged e-mail messages or used the Internet. There are also quite a few people who have never even touched a computer.

(6)「コンピューターにさわる」は「touch」でなくて「use」と意訳したい。

(7)「人も少なくはない」は「there are quite a few people」。もし「quite」が使えなければ「there are a lot of people」で逃げましょう。

結局次のようになります。
It is said that we are living in the Computer Age, but there are quite a few people who even haven’t used a computer, not to mention people who haven’t exchanged e-mail messages or had access to the Internet.
私たちはコンピューター時代に住んでいると言われていますが、電子メールメッセージを交換していない、またはインターネットにアクセスしていない人は言うまでもなく、コンピューターを使用していない人もかなりいます。(Google 翻訳)

It is said we are living in the Computer Age, but there are some people who have never exchanged e-mail messages or used the Internet. There are also quite a few people who have never even touched a computer.
私たちはコンピューター時代に住んでいると言われていますが、電子メールメッセージを交換したことやインターネットを使用したことがない人もいます。 また、コンピューターに触れたことがない人もかなりいます。(Google 翻訳)。
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